Glovia Order Management (on Salesforce) を使ってみようか (6)
たまには予告通りに前回紹介できなかったネタなどで。。
相変わらずの小出し感たっぷりですが、ドンマイで。
購買オーダーの作成方法(MTO/PTO計画、発注点計画)
gOMでは、MTO/PTO計画・発注点計画をもとに、購買オーダーを作成する機能があります。
タブでいうと、「MTO/PTOプランニング」と「発注点プランニング」に該当しますが、そのままタブに移動しても何も表示されません。。。
えっ・・コレ、どうやって使うの・・・??
と言わんばかりでした。。初めて見たときは。
というわけで、どうしたら使えるようになるのか、ちょっとご紹介しようと思います。
(自分だけハマった・・のかもしれませんが。)
ちなみに、MTO, PTOは、
- MTO:Make To Order(受注生産品)
- PTO:Purchase To Order(受注購買品)
の略で、それぞれお客さんから注文を受けてから、生産活動なり購買活動を行うことを意味します。
準備
MTO/PTO計画・発注点計画から購買オーダーを作成する機能を利用するには、商品関連情報にある「計画方針」を設定しておく必要があります。
<発注点計画を利用する場合>
<MTO/PTO計画を利用する場合>
商品関連情報に「計画方針」という項目があります。ココには
- マニュアル入力
- MTO/PTO計画
- 発注点計画
を選択するようになってるので、適宜該当する計画方針をセットします。
なお、「発注点計画」を選択する場合には、
- オーダー発注点数
- 最小オーダー数
- オーダー丸め数
を指定しておく必要があります。
MTO/PTO計画から購買オーダーを作成する
「MTO/PTOプランニング」というタブから操作します。(以下、サンプルです)
ココには、以下の条件を満たした商品が表示されます。
- 商品関連情報の「計画方針」が「MTO/PTO」であること
- 販売オーダーラインの商品として登録されていること
※「在庫予約済」となっていても、販売オーダーラインに作成されていると表示されます。
右端の「アクション」列を見ると分かりますが、商品によって
- 購買オーダー生成
- 作業オーダー生成
とあります。ちょっと左側の列で「内作」列を見ると分かると思いますが、「内作」するものについては、作業オーダー(製造指示ですね)を生成して、そうでないものは購買オーダーを生成して仕入れる、という具合ですね。
発注点計画から購買オーダーを作成する
今度は「発注点プランニング」というタブで操作します。(以下、サンプルです)
ココには、以下の条件を満たした商品が表示されます。
- 商品関連情報の「計画方針」が「発注点」であること
- 商品在庫の「使用可能数」+「オーダー数合計」< 商品関連情報の「オーダー発注点数」であること
となります。
ここで、商品在庫の「オーダー数合計」というのが出てきました。これはオーダーは作成してるけど、まだ受入(入庫)してない数量の合計となります。
具体的には、
- 供給オーダー数
- 購買オーダー数
- 作業オーダー数
の合計です。
オーダー数合計は、これから入庫する見込みのある数・・と考えて問題ないかと思います。
そんなわけで、
「今使える在庫数」と「入庫する見込みのある数量」が「オーダー発注点数」を下回ったら発注しないとやヴァイぜ!
今すぐ購買オーダーを作るんだッ!
という感じかと思います。
「推奨数」列には、発注する推奨数が表示されています。
これは
オーダー発注点数 -(使用可能数 + オーダー数合計) に対して、最小オーダー数、オーダー丸め数を考慮して算出する
ようになってると思うのですが、いまいち計算が合わない。。
最小オーダー数、オーダー丸め数ってホントに使われてるのか・・またはどう使われるのか、良く分からないという状況です。。
どうも「オーダー発注点数 -(使用可能数 + オーダー数合計)」だけで算出してないかなー・・?とちょっと疑問が残ります。そのうち問い詰める問合せしようと思います。。
あと、良く分からないのは・・上の画面で、「オーダー発注点数」「最小オーダー数」「オーダー丸め数」が全てゼロになってます。。
商品関連情報には、こんな感じで指定しているんですが、何で全部ゼロなんでしょうか・・・?
これもまたナゾです。。
そのうち分かったら追記でもしようかな?といった具合で、おあとは悪いですが、この辺りで。。